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「4しょく会」秋のイベント案内
 ルイ・ブライユは点のアーティストだった!
 ~点字(文字)から点示(アート)へ~

投稿日: 2009年10月02日 | 最終更新日: 2009年10月02日
投稿者: みきの | | トラックバック (0)

 今年は点字の考案者ルイ・ブライユの生誕200年。各地で記念イベントが行なわれています。点字の役割や歴史を再確認することも大切ですが、そもそもブライユは単なる点字(視覚障害者用の文字)の考案者なのでしょうか。点字の特徴は、わずか6個の点の組み合わせで多種多様な言語、数字、音符などを表現できること。そう、ブライユは点というシンプルな素材を用いて、この世界のあらゆる事象を記録することに挑戦したアーティストだったのです。
 イタコや琵琶法師の活躍からもわかるように、かつて視覚障害者は“音”と“声”の領域で個性を発揮していました。近代社会の到来とともに、文字による知識伝達が主流となる中、視覚障害者は文字を持たない存在として排除されたのです。そのような弱者に文字を与え、見常者中心の社会に参加する道を開いたのがブライユの業績でした。しかし、彼の偉業は“字”に限定されるものではありません。ブライユは文字をも含む森羅万象を「点で示す」新たな方法を提案したのです。それは“音”や“声”に匹敵する触覚による“示”の創造でした。
 21世紀となった現在、目に見えないもの、文字で書き表せない事物が再評価されています。文字に依拠して答えのみを求める教育の限界も指摘されるようになりました。言葉や文字では語れない人間の知恵や経験を表現する手段がアートです。文字の獲得という面では見常者から取り残された視覚障害者ですが、アートの分野では社会をリードできるかもしれません。見た目には複雑な事象をあえて単純な点で示したブライユ。触覚にこだわった彼の精神に学びつつ、点示アートの広さと深さを「4しょく会」から発信しましょう!
 こんな熱い思いを持って、今回のイベントでは大阪教育大学の加藤可奈衛先生に指導をお願いし、「点示アート=世界を点で示すこと」にチャレンジします。秋の万博公園の雰囲気を全身で味わいながら、木の葉やどんぐりを集め、それらを木製パネル(B4サイズ程度)に貼り付けて作品を仕上げます。大いなる自然からどんな芸術作品が生まれるのか。あなたの斬新なアイディアに期待しています。文字からアートへ。めざせ点示アーティスト!


 日時 2009年11月7日(土曜)13:00~17:00
 会場 国立民族学博物館2階「第3セミナー室」
 主催 視覚障害者文化を育てる会(4しょく会)
 参加費(材料代) 会員および学生300円、非会員500円
 定員 30人(先着順)
 持ち物等 動きやすい服装・靴、帽子、手ぬぐいなど(軽い野外活動あり)

    「日程」
 12:45 大阪モノレール「万博記念公園駅」の改札口を出た所に集合
 13:00~14:30 万博公園内の自然観察、アート作品の素材集め(
協力:「ソラードの会」)
 14:50~15:00 民博の会場にてイベントの趣旨説明
 15:00~16:45 点示アート作品制作(担当:加藤可奈衛)
 16:45 作品相互批評、まとめ

 ※イベント終了後、「千里中央駅」近くで懇親会を行ないますので、希望者はご参加ください(会費4,000円程度)。
 ※イベント参加申し込みは、10月30日までに電話かメールで以下にお願いします。
TEL 078-221-4400(兵庫県点字図書館の萩原、平日の9:00~17:00)
メール「jasmine@hcc5.bai.ne.jp
 ※参加申し込みに際して、「かならず」以下の4点についてお知らせください。
 ①お名前(フルネームで)。
 ②電話番号またはメールアドレス(必要事項を連絡するのに利用いたします)。
 ③付き添い者の有無(万博記念公園駅からの手引きが必要な方はお申し出ください)。
 ④懇親会の出欠について(当日の変更は、なるべくご遠慮ください)。

【情報提供】 視覚障害者文化を育てる会(4しょく会) 広瀬浩二郎氏

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