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第170回(10‐04月) 済生会新潟第二病院 眼科勉強会

投稿日: 2010年04月09日 | 最終更新日: 2010年04月09日
投稿者: みきの | | トラックバック (0)

済生会新潟第二病院眼科で、1996年(平成8年)6月から毎月行なっている勉強会の案内です。
参加出来ない方は、近況報告の代わりにお読み下さい。興味があって参加可能な方は、遠慮なくご参加下さい。どなたでも大歓迎です(参加無料、事前登録なし、保険証不要)。
ただし、お茶等のサービスはありません。悪しからず。

演題:「障害への心理的適応に関する研究の動向」
講師: 鈴鴨 よしみ(東北大学大学院医学系研究科肢体不自由学分野 講師)
日時:平成22年4月21日(水)16:30~18:00   注:今回は第3水曜日です。
場所:済生会新潟第二病院 眼科外来
   950-1104 新潟市西区寺地280-7
   phone 025-233-6161
アクセス:
 ・JR上越新幹線、越後線、信越本線、白新線「新潟」駅より、バス学校町~信濃町~西部営業所行、または、水島町~県庁前~西部営業所行に乗車、「済生会新潟第二病院」下車。
 ・「新潟」駅万代口よりタクシーで約20分。
 ・「小針」駅よりタクシーで約5分。
地図 ⇒ 済生会新潟第二病院 ホームページ(別ウィンドウが開きます)

【講演抄録】
 障害や慢性疾患を持った方に対して、心理的な適応を支援することが重要であることは、支援に携わる人々の間ではよく知られていることであろう。しかしながら、医療の現場においては、心理的な適応への支援がシステマティックには行われていないのが現状である。そのような現状を鑑み、”障害や慢性疾患への心理的適応”に関してよりよい支援を実証するために、研究者たちも研究を重ね始めた。
 今回は、心理的適応に関する研究の成果の一端を紹介したい。昨今の認知心理学や行動心理学等の知見に照らして、イギリスのDodds Aらは1990年代に心理的適応を測定可能な心理的変数
(1) 不安・うつ、
2) 自尊感情、
3) 障害の受容、
4) 障害者への態度、
5) 自己効力感、
6) ローカスオブコントロール、
7) 帰属スタイル)
で定義することを試みた。これらの変数を用いて、日本の視覚障害者の心理的適応について解析したところ、“適応が進むためには「時間的な要因」よりも自己効力感などの心理的変数を高めることが重要であること”や、“社会参加には残存視力の程度以上に心理的適応が大きな影響を与えること”などが示された。
 視覚障害だけでなく、難治性疾患であるパーキンソン病の患者、声帯摘出した失声者などにおいても研究が進められた。このような研究によって明らかにできることとできないことについても、話を進めたい。

【略歴】
 1981年~1989年 山形盲学校教員
  (中略)
 1999年 東北大学大学院医学系研究科障害科学専攻人間行動学分野博士後期課程 修了
 1999年 東京大学医学系研究科国際交流室リサーチレジデント
 2000年 京都大学医学研究科社会健康医学専攻理論疫学分野リサーチレジデント
 2002年 財団法人パブリックヘルスリサーチセンターストレス科学研究所研究員
 2003年 京都大学大学院医学研究科医療疫学分野 助手
 2006年 東北大学大学院医学系研究科障害科学専攻肢体不自由学分野 講師
        現在に至る


********************************
『済生会新潟第二病院 眼科勉強会』
 1996年(平成8年)6月から、毎月欠かさずに続けています。
 誰でも参加出来ます。話題は眼科のことに限らず、何でもありです。参加者は毎回約20から30名くらいです。
 患者さん、市民の方、医者、看護師、病院スタッフ、学生、その他興味のある方が参加しています。
 眼科の外来で行いますから、せいぜい5m四方の狭い部屋で、寺子屋的な雰囲気を持った勉強会です。
 ゲストの方に約一時間お話して頂き、その後30分の意見交換があります。
     日時:毎月第2水曜日16:30~18:00(原則として)
     場所:済生会新潟第二病院眼科外来
 *勉強会のこれまでの報告は、新潟市西蒲区巻の視覚に障がいのある人と、ボランティアで構成している音声パソコン教室のホームページ「すずらん」で閲覧出来ます。
   ホームページ「すずらん」(別ウィンドウが開きます)


【次回以降の済生会新潟第二病院眼科 勉強会 & 研究会】
 平成22年5月12日(水)16:30~18:00
   「福祉人間工学科で学んだ技術を生かして制作に取り組んだこと」
        伊藤 優也(新潟大学大学院 自然科学研究科 人間支援科学専攻 修士1年)
   「こんなものが欲しい」   
        竹熊 有可(新潟盲学校専攻科理療科2年)
   落語「雑俳(ざっぱい)」  
        たら福亭 美豚(ウ゛ィトン) (加藤健太郎;新潟盲学校)

 平成22年6月9日(水) 16:30 ~ 18:00
   「江戸老人のたのしみ、隠居、認知症の今昔」
        横山 芳郎 (内科医、江戸文物研究家)

 平成22年7月17日(土) 午後
  『新潟ロービジョン研究会2010』
     場所:済生会新潟第二病院 10階会議室 
   会費:無料 要:事前登録(後日、案内致します)
  テーマ「『見えない』を『見える』に」
   講演
     山本 修一 (千葉大学医学部眼科教授)
     林 豊彦 (新潟大学工学部福祉人間工学科教授)
     小田 浩一 (東京女子大学現代教養学部教授)
   シンポジウム
       座長:加藤 聡 (東京大学眼科)
     稲垣 吉彦 (アットイーズ)
     木原 暁子 (マイクロソフト)
     仲泊 聡 (国立障害者リハセンター眼科)
     永井 和子 (長崎県長崎こども・女性・障害者支援センター)
     田中 宏幸 (新潟盲学校)
   機器展示
     タイムズコーポレーション、東海光学株式会社、アットイーズ、新潟眼鏡院

 平成22年8月11日(水) 16:30 ~ 18:00
   「今昔白内障治療物語」
        藤井 青 (新潟県眼科医会会長、前新潟市民病院眼科部長)

【情報提供】済生会新潟第二病院(別ウィンドウが開きます) 眼科 安藤 伸朗 氏
 e-mail gankando@sweet.ocn.ne.jp

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